「ダイエット中は間食は禁物!」はじめはこんなふうに頑張っているのに、ダイエットを続けていると次第に甘いものを食べたくなってきませんか。
「痩せたい!でも甘いものも食べたい!」こんな悩みを抱えている方は少なくないはずです。
甘いものの食べすぎは肥満の原因になります。
ただ、そうとわかっていても、甘いものが好きな人は食べたくなりますよね。
無理に我慢をしていると、いつかストレスが爆発し、食べすぎてまたダイエットに失敗…ということもあります。
痩せたいという思いを叶えるには、甘いものを我慢する必要がありますが、「無性に甘いものが食べたい…」こんなときはどうしたらいいのでしょうか。
痩せたいけど甘いものを食べたい
▶︎甘いものを控えた方がいい理由

痩せたいという望みを叶えるためには、甘いものを控えることが大切です。
でも、どうして甘いものを控えた方がよいのでしょうか。
甘いものは当然ですが、糖質をたくさん含んでいます。
糖質をたくさん摂取すると血糖値が急激に上昇します。
血糖値が高くなるとそれを下げるためにインスリンが分泌されますが、
急激に血糖値が高くなると大量にインスリンが分泌されて、
今度は血糖値が下がりすぎてしまいます。
血糖値が下がると空腹感を感じて、また食べることに。
そしてまた血糖値が上昇し、インスリンが分泌されて血糖値が下がり、
また食べるという繰り返しになります。
痩せたいけれど、結果的に食べすぎになってしまうのです。
また、インスリンには脂肪合成を促す働きがあるので、
インスリンが大量に分泌されれば脂肪がたまりやすくなります。
油っぽいものは体に脂肪をつけそうですが、それだけでなく甘いものも体に脂肪をつけるのです。
そして、甘いものはカロリーが高いものが多いです。
ケーキ、チョコレート、アイスクリームなどは、どれも甘くカロリーが高いですよね。
これらは砂糖や小麦などを使っていて糖質が多く、脂肪分も多いためカロリーが高い食品です。
摂取カロリーが多く消費カロリーが少なければ太ってしまいますので、当然ですが、
カロリーの摂りすぎには注意が必要です。
痩せたいけど甘いものを食べたい
▶︎甘いものが食べたくなるのは○○が不足しているから?

痩せたいけれど甘いものを食べたくなるのは、実はタンパク質が不足している可能性があります。
甘いものを食べたくなるときって、なんかイライラしていませんか。
イライラと関わりのあるホルモンがセロトニンです。
セロトニンには精神を落ちつける働きがあります。
セロトニンはアミノ酸の一種のトリプトファンから作られるのですが、
タンパク質が不足するとセロトニンの材料不足になってしまいます。
ちなみに、タンパク質もアミノ酸からできています。
痩せたいけれど甘いものを食べたい場合は、
タンパク質が不足していないかチェックをしてみましょう。
ダイエットをしているときは、肉や魚の摂取を控えがちです。
肉や魚はタンパク質が豊富な食品なので、摂取を控えればタンパク質不足になる可能性があります。
ただ、肉や魚はカロリーが気になりますよね。
ですが、カロリーは調理方法を工夫すれば抑えることができます。
蒸す・ゆでるといった調理方法は、油を使わないのでカロリーを抑えることができます。
それに対し、揚げる・炒めるといった調理には油を使うのでカロリーが高くなります。
肉なら脂身を取り除くことでカロリーを少し抑えられます。
魚は白身魚ですとカロリーが低い魚が多いです。
また、大豆製品もおすすめです。
大豆は畑の肉といわれていてタンパク質を豊富に含んでいます。
しかも低カロリーですので、積極的に取り入れてみてくださいね。
痩せたいけど甘いものを食べたい
▶︎間食におすすめの食べ物

痩せたいけれど甘いものを食べたいときは、無理に我慢をせずに間食をするとよいでしょう。
しかし、甘いものを食べてはいけません。
痩せたいという望みを叶えるためには、何を食べるのか選ぶことが大切です。
ダイエット中の間食に適しているものは、糖質が少なく栄養を含んでいるものです。
ただ空腹を満たすだけのために食べるのではなく、栄養を補給するための間食と考えましょう。
具体的には、ナッツ、チーズ、ヨーグルト、ゆで卵などがおすすめです。
ナッツとチーズはカロリーが高く太りそうですが、
食べる量を150kcal程度に抑えれば問題ありません。
アーモンドにはイライラを抑えるマグネシウムが豊富に含まれています。
よく噛んで食べるので、満腹中枢が刺激されて満腹感を得やすいです。
チーズには、おやつ系のチーズがありますが、そういったものではなくて、
糖分を加えていないチーズを選んだほうがいいでしょう。
また、ヨーグルトは無糖のものがおすすめです。
砂糖やフルーツなどを加えた甘いものを血糖値を急激に上昇させます。
「人工甘味料ならカロリーゼロだからいいだろう」
と思うかもしれませんが、人工甘味料も避けたほうがいいでしょう。
アセスルファムカリウムやスクラロースといった人工甘味料の摂取で腸内環境が変わり、
糖代謝が悪くなるといわれれています。
卵にはダイエット中に不足しやすいタンパク質や鉄分が多く含まれていますので、
ゆで卵にしておやつ感覚で食べるのもいいですよ。
甘いものは我慢できる!

痩せたいのなら甘いものを控えることが大切です。
しかし、甘いものをどうしても食べたい、我慢するとイライラする。こんなことがありますよね。
痩せたいけれど甘いものを食べたくなるのには、栄養不足が考えられます。
ですので、まずは不足している栄養素を補う食事を意識しましょう。
そして、お腹が空いたら無理に食べることを我慢するのではなく、
適度に間食をするのも一つの方法です。
無理なダイエットは続かず失敗をします。
間食をするなら、どんなものを食べるのかに気をつけてくださいね。